クラスTシャツ作りっていくらかかるの?やっぱり気になる費用について
「オリジナルデザインのクラスTシャツを作るには結構お金がかかりそう・・・」と心配な方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クラスTシャツを作成するにあたり気になる「費用」について色々と紹介させていただきます。
クラスTシャツの基本料金の内訳について

体育祭や文化祭などの学校行事やイベントで大活躍のクラスTシャツですが、オリジナルデザインで作成することから「市販のTシャツよりも1枚あたりの単価が高額なのでは?」とイメージされる方も多いようです。
オリジナルのクラスTシャツ作りにかかる費用は業者によって料金設定が異なりますが、初めての方でも注文しやすいと人気の業者では、基本料金にアイテム代・インク代・デザイン代・消費税・送料がすべてコミコミになっているのが特徴です。
そこでまずは、クラスTシャツの基本料金に含まれる内訳をそれぞれ紹介します。
内訳1:アイテム代
はじめに紹介するのが、「アイテム代」です。アイテム代とは、Tシャツそのものにかかる価格のことです。オリジナルTシャツ制作の専門店では、クラスTシャツのもととなるアイテムを商品として販売しており、それをベースにオリジナルデザインを印刷する流れになっています。
商品によって値段がそれぞれ異なり、使用している生地の種類なども異なります。クラスTシャツ用のアイテムとして人気なのが無地のTシャツです。着心地も柔らかく軽やかな定番の無地Tシャツは、数十種類のカラーから選ぶことができ、サイズも豊富に揃っています。
生地の厚さは4.0オンス以上あるとちょうど良いと言われているので、アイテムを選ぶときは、価格はもちろん、生地の厚さや機能性なども確認しておくと良いでしょう。
定番の無地のTシャツのほか、クラスTシャツとして使えるアイテムは吸汗速乾素材を使用したドライシャツ・カジュアルだと人気のポロシャツ・人気が急上昇しているサッカーユニフォームレプリカなど、さまざまな種類から選ぶことが可能です。
内訳2:インク代
クラスTシャツの基本料金に、インク代が含まれています。印刷方法の種類や印刷が必要な色の数、印刷するデザインのサイズなどによって料金は変動します。
基本料金に含まれているインク代は、シルクスクリーン印刷の1版の料金です。クラスTシャツの印刷方法で最もポピュラーなのがシルクスクリーン印刷で、その印刷方法は、1色につき1版作った抜き型にインクを刷り込み印刷をします。
印刷するカラーが1色ではなく多色使いのデザインの場合は、色の数だけ版が必要になります。その場合は、版を追加した分だけ追加料金がかかるようになっています。多色使いのデザインの場合、版が増えるだけ追加料金がかかるため、そういった時はフルカラー印刷と呼ばれる印刷方法を選ぶこともできます。
ただ、フルカラー印刷の場合は、デザインを転写した専用シートをTシャツにプレス圧着するだけなので、シルクスクリーン印刷に比べてヨレやゴワつきが気になるといった弱点があります。
内訳3:デザイン代
デザイン代も基本料金に含まれています。業者に注文するときは、印刷するデザインをデザイン原稿用紙に手描きで描いて入稿することも可能です。入稿されたデザインをもとに業者はデザインデータを制作してお客様に確認してもらいます。
デザインデータの作成費用やその後の修正などの作業代がデザイン代として基本料金に含まれています。業者から届いたデザインデータの内容に間違いがないかしっかり確認します。訂正箇所がある場合は、指示を書き加えて返信すると再度業者からデザインデータが送られてきます。
内訳4:消費税
料金を分かりやすく提示している業者では、消費税があらかじめ含まれています。
内訳5:送料
送料が基本料金に含まれているかどうかも、業者選びのポイントの一つです。クラスTシャツの注文合計金額が1万円以上の場合は送料が無料になることが多いため、送料無料の条件や代引きにした場合の送料なども詳しく確認しておくようにしましょう。
オリジナルのクラスTシャツ作りの相場っていくら?

ここまで、オリジナルのクラスTシャツ作成の基本料金の内訳について紹介してきましたが、続いては気になるクラスTシャツ作りの相場について紹介します。
クラスTシャツ作りにかかる費用は、基本料金がベースとなりますが、Tシャツの種類やプリント方法、枚数、割引サービスの適用など、いくつかの要素が作用して価格が上下します。
商品によって異なりますが、例えば、定番の無地Tシャツは注文枚数によって基本料金が変動します。10~14枚で通常価格が1,450円~、100枚以上注文する場合は1枚あたり800円と、枚数が増えるごとに料金が安くなります。
プリント方法は、定番のインク印刷であれば1版は基本料金にコミコミとなっています。ただ、デザインの色数が多い場合や細かいデザインを印刷する場合は、版がさらに必要となるので、そういった時はカラープリント印刷を選んだほうが料金は安く抑えられることもあります。
さまざまな要素によって価格が変動するクラスTシャツは、基本料金に収まる形で作成した場合は10~14枚注文すると1枚あたり1,500円~2,000円程度が相場とされています。
最近、人気が高まっているユニフォームTシャツは、無地のもので10~14枚注文すると1枚あたり3,000円くらいが相場とされています。これはあくまで最小ロットで注文した場合の相場なので、もし100枚以上注文した場合は無地のTシャツで1枚あたり800円、ユニフォームTシャツも1枚あたり2,250円ほどで注文できるようになります。
クラスTシャツをより安く作る方法とは?

クラスTシャツの大体の相場が分かったところで、最後にクラスTシャツをより安く作る方法を紹介します。
・できるだけたくさんの枚数を注文する!
クラスTシャツ作成に充てられる予算が限られているので、少しでも安く作りたいというときは「できるだけたくさんの枚数を注文する」のがポイントです。
10~14枚・15枚~19枚・20~29枚・30~39枚・40~49枚・50~99枚・100枚~と、注文枚数によって価格帯が異なるので、注文する枚数が増えるほど基本料金も安くなっていきます。デザインが異なるクラスTシャツを同時に注文できる業者であれば、他のクラスと一緒に注文したほうが1枚あたりの価格を安く抑えられたクラスTシャツを作ることができます。
・早割などの割引を利用する!
業者によってサービス内容は異なりますが、早割や超早割といった割引サービスを実施しているところがあります。
例えば、お届け希望日より10日以上前に注文した場合は、早割が適用になって1枚あたり50円割引になります。お届け希望日より20日以上前に注文した場合は、超早割が適用になって1枚あたり70円割引となり、お得にクラスTシャツを注文できます。
他にも、22時から翌朝10時までの注文で1枚あたり10円割引となる夜割。業者が紹介しているデザインサンプル集からデザインを選んだ場合は、1枚あたり20円割引にあるデザ割。他のクラスと異なるデザインで同時注文するだけで、1枚あたり50円割引(5クラスの場合)の友情割などなど。業者によって様々な割引サービスがあります。
こういった割引サービスをうまく使うことで、クラスTシャツをより安く作ることができます。
今回は、クラスTシャツ作成にかかる料金相場や、基本料金に含まれる内訳について色々と紹介してきました。オリジナルデザインのクラスTシャツと聞くと、何だか料金が高くなって予算内に収まらないのでは?と不安になりますが、基本料金で収まるようなデザインにしたり、注文枚数を増やしたり、割引を賢く使ったりすれば、1枚あたりの価格を安く抑えることができます。
クラスTシャツを制作する業者によって基本料金や内訳・追加でかかる料金などが異なるので、どこに制作をお願いしようか迷ったときは複数の業者に見積もりをお願いして比較検討してみるのがおすすめです。